大阪ミナミの台所、黒門市場ってどんなところ? ミナミに拠点を置く身からのレビュー
目次
便利なミナミの台所?
かつては「大阪ミナミの台所」と呼ばれた黒門市場。
新鮮な魚介類はもちろん、畜産、大阪特産野菜も取り揃え、業務用だけではなく
周辺近隣住民のための大切な生活の商業施設でもあります。
もちろん、呼び名通りの場所ではあるのですが、現在の黒門市場はどちらかと言うと”観光地”。
特に、中国からの観光客を主体とした食べ歩きロードと言った方がしっくり来るかもしれません。
やや日本人向けではないな…と感じつつ、それでも食を楽しめる場所であることは変わりません。
以前より?より一層観光に特化した黒門市場を北から南へ歩いてみました。
黒門北側は日本橋駅近すぐ
※地図中の赤点が写真を撮ったスポットです。
> Googleマップを見る
黒門市場は、大阪メトロ堺筋線、千日前線、近鉄が交差する”日本橋駅(にっぽんばしえき)”地上南東角から千日前筋をバス停のある方へすぐの三差路右手に見える。
両角に抹茶カフェとタイ料理店があるので分かりやすい目印。サワッディーカー!
黒門市場北出入り口を進んでいくと…
真っ先に目立つ薬局を見つけることになります。
最近は薬局店が増え、黒門市場内は薬局だらけです笑
一つ目四つ角
キッチン用品や激安のレディース下着やタイツなどを売ってるお店、ピチピチの鮮魚、お肉のお店が目に入ってきます。
大阪で有名なたこ焼き店もこの近くにありますので、是非立ち寄ってみていただきたいです。
基本的にイートインを設置したお店がこのあたりから多くあり、好きな食べ物を買って食べ歩くチャイニーズスタイルが黒門では標準です。
トイレもあり便利
お買い物をしていると、心配になるのがトイレ問題。
特に食べ歩き、飲食をするのでトイレがないとかなり辛いです・・・
アーケードタイプでは珍しく、黒門市場にはトイレが2か所あります。
うち1か所は気軽にどなたでも使えますので、以下のお手洗いがおススメです。
二つ目の角を堺筋のある方向へ行くとすぐに案内の垂れ幕が見えます。
曲がる角の目印は、自転車走行禁止の大きな看板が真ん中に立ててあります。
二つ目の四つ角(トイレはこの角右)
先ほどのトイレから戻り、南へ歩いて行きます。
ここにも薬局があり、安心して風邪がひけます(嘘です。健康第一です)
このあたりから、食べ歩けそうな海鮮串焼きや新鮮な魚介類が沢山売られているエリア。
(もちろんイートインも健在!)
大きなエビやカワイイタコさんなんかも売られててなんだか楽しい気分になれるエリアです。
店員さんには你好!と声をかけて見ましょう。(いえ、日本語です・・・)
黒門市場では基本、殆ど日本語が聞こえてきません。
筆者が聞き取れたのは多い順に、中国語/台湾、普通語(一番多い)→韓国語(次に多い)→英語(たまにいる)→何やらわからない言葉(時々)→タイ語(ごくごく稀に)→日本語(稀)
こういう順番なので、日本語がほぼ無い市場となります。
雰囲気は、タイのバンコクの街の屋台にちょっと似てるかもしれません。
三つ目の四つ角
この辺からやや人が少なくなりますが、座って食べられるイートインが目立ってきます。
右の堺筋方面に曲がるとファミリーマートもあります。
四つ目の四つ角
アーケード出口前で人もまばら、出口付近にはおかきを売っているお店があり、のし紙も付けてもらえます。
黒門市場南側出入口
アーケードを出ると、飲食店が2件ほどとお土産品店があり
突き当りの道路まで歩くと、右手がすぐになんさん通りの入り口になります。
まとめ
人が一番多い時間帯は午前11時頃から午後2時半ごろまで。
3時~夕方でやや人が減りだし、5時ごろには閉店す出すお店が多く出てきます。
※黒門中川は24時間営業です
黒門で食べ歩きをするなら、人が減りだす前の午後1時が良いかも知れません。
その場で食べられるものは、焼海鮮類(大エビ、貝、魚など)、たこ焼き、串焼き、丼、ラーメン、鰻、キムチなど
焼き肉店も数店ありますので、焼き肉が食べたいときにも黒門に来ればあります。
普通に日本語が通じますし、話さなくても多分日本人は日本人って分かります。
その他お土産品、フルーツ、お菓子、ケーキ、お花など、あらゆるものが売っています。
アーケードなので、天気が悪くても問題ありません。
お店は平均的早めに閉まりますので、一日中堪能したいなら午前11時ごろには来たほうがいいでしょう。
週末平日問わず毎日人が多いです。かなり多いです。それでも初もうでのような進まない事はないので
十分に好きな所を回れるかと思います。
新鮮な鮮魚やお肉の買い出しにはやっぱり黒門市場はおススメ。
小腹が空いてもこのあたりは周辺にも飲食店が充実しています。
大阪ミナミへ来られた際は、観光スポットの一角に是非加えていただきたい場所です。
※余談
筆者は仕事で江蘇省へ赴いたことがあります。
そこで聞いた現地官公庁の方のお話によれば、黒門市場を始め、大阪自体が中国と似た環境で中国人にとって居心地のいい場所だそうです。
特に黒門市場などでは中国でも有名で、現地の旅行ガイドには必ず載っているそう。
そういえば、中国と言えば、北京(ベイジン)、南京(ナンジン)があり、日本に東京(ドンジン?)があるのが面白いですね。西京(シィジン?)は京都?
ちなみに日本人を中国読みで(リーベンレン)、中国人を(ヂュォングォオレン)と言います。(多分)
あなた中国人?は、您是中国人吗?(ニィシーヂュォングォオレンマ?)
ちなみに記事の中に書きました”タイバンコクの屋台”。
バンコクでは食べ歩きはしません。食べ歩きしている人を見ません。
タレやスープが絶対に袋入りなのが特徴。(めっちゃ熱いですw)
※2019年では、ラーマ9世と10世のお札が混在している状態でした。写真はラーマ10世の100バーツ札。(タイに居ると一番よく使うお札です)
そのうちラーマ9世のお札は無くなり、10世のお札になっていくでしょう。