新型肺炎コロナウィルスは付着後1日は生きている。体内への侵入は防げるの?

デザイナー/フォトグラファーの大阪ミナミ街ぶら日記

新型肺炎コロナウィルスは付着後1日は生きている。体内への侵入は防げるの?

ウィルスを持ってきてしまいやすい?

先日書いた記事
新型肺炎コロナウイルス広がる不安。中国人観光客が多い大阪ミナミの状況は?
から、コロナウィルスの感染拡大はさらに広がりを見せてしまいました。
マスクをしている人はさらに増え、今はマスクの品薄状態にまで…
実際の日常生活で注意する点はありますが、コロナウィルスは飛沫感染から”完全にウィルスを遮断”することの難しさを少し考えてみたいと思います。

あらゆる日常的に触ってるものが危ない

世間一般の人は自宅で朝起きて会社へ行き、仕事をして勤務を終え、日が暮れた頃に帰宅する。
帰宅後夕食を摂り、シャワーを浴びる。
趣味の時間のTV鑑賞や映画鑑賞、ネットサーフィンやスマホアプリを楽しんだ後就寝。
殆どがこのサイクルと思いますし、こういった一般社会人をモデルに一旦見てみたいと思います。

朝の通勤時

朝食を摂って支度をして出かけます。
電車通勤の場合、駅に向かいまず触ることになるのが

・切符券売機
・改札を通ったチケット等
・他人との接触
・つり革
・シートの手すり

この5か所は触れることになると思います。
ここに、感染者が咳をしていたとしましょう。
ウィルスは24時間は生存している事から、朝から終電まで電車の中は生きたウィルスだらけと言うことになります。
感染者がいれば、自身のバッグや服にも付着したまま100%生きたウィルスをそのまま会社まで持って行くことになります。

会社出社時

会社に着くと、ロッカーなどに荷物を入れ、服を着替えるか上着を脱ぎます。
この時点でロッカー内は残り生存時間20時間以上もあるウィルスが蔓延ることになります。
また、着替えや荷物を置く際、手を洗ったとしてもまた触るのでそこで付着し、職務に就くことになります。
この時点で、自身の机やキーボード、マウス、筆記用具類もすでにウィルスが付いています。
そのまま机で食事を摂る場合、食事前に手を洗ったとしても机を触った時点で手にウィルスが付着して口へ運ぶことになります。
この時点でウィルスが体内へ侵入を開始します。

ビルのエレベーターを使う

ビルのエレベーターは常にだれかが使っています。
社外から来た営業の方、打ち合わせや会議の方、役員の方、遅番の方など
どういう経緯でどういうものを触ったかもわからない手でエレベーターのスイッチを押します。
いろんな人が触ることから、むしろウィルスが付着しない確率の方が圧倒的に低いと言えますし、その都度生きた新鮮なウィルスが何度も付着していくので死滅する暇がありません。

手洗いをする

水道の蛇口をウィルスが付着した手で触り、水とハンドソープで手を洗ったとしてもまた水を止めるのに蛇口の栓を触りなおすので、ウィルスの付着はそのままになります。
また、センサー式であっても手を洗う前にハンカチを出せばまたそのハンカチを使うので意味がありません。
歩いてる時に、無意識に服の両側を触ります。手を洗って席に戻る際にもきっと服を触っています。

お弁当をレンジで温める

ここまでウィルスと共存し、お弁当を温めたとしても脅威は去りません。
電子レンジは扉があるので、この扉を触った時点でウィルスがまた付着してしまうのです。

帰宅時

朝の通勤時と全く同じところを触りますので、確実にウィルスは付着します。

夕食の買い物時

スーパーにも不特定多数の人が訪れます。
お惣菜などはお店によっては裸のまま陳列されていてトングを使って取るものもあります。
いろんな人がそこを通りますし、商品を見ますので、万が一人と話をしながら商品を選んでいたら商品に飛沫が飛んでいます。
それらを買って来て温めたとしても、結局はレンジやオーブンの扉を改めて触って食品も触るので、付着を防止するのはほぼ不可能と言えます。

帰宅後のシャワー

ウィルスだらけの服を脱ぎ、カゴに入れます。
この時点でランドリーバスケットはウィルスだらけですし、お風呂上りにまたそれらを触って洗濯機に入れますので、
お風呂上がりのキレイな手がその時点で、外から持って帰ってきたウィルスが付着してしまうことになります。

夕食

お風呂上りでもウィルスが付着している事から、着替えた服も全てウィルスが付着しており、そのまま食事を摂れば、体内への侵入を許すことになります。
また、食後のコーヒーやカステラなどのケーキ類も、手で摘まんで食べた時点で体内へ侵入してしまいます。

就寝

就寝時は枕やあらゆるものを触りますし、着替えたがウィルスが付着してしまった服で布団の中に入りますので、ウィルスは24時間生存することから、24時間以上ベッドに入る時間は空くことが無いので常に生きたウィルスの温床となっている状態です。

マスクは無駄?

誰かが咳をしてウィルスが漂い、それを吸い込んで感染すると思いがちですが、実際は他人の咳を直接吸い込むと言うよりも、あらゆる箇所や服、モノに付着し、それを他人が触ることによって広げ、口へ運び体内への侵入を許すことになり、一旦触って(触れて)しまうと完全除菌をする難しさを日常生活から考察した結果から、マスクの効果は疑わしく感じます。
マスクは自身が感染した際に広げないと言う意味でも重要ですが、残念ながら自身への感染を防ぐのは難しいかも知れません。

アルコール除菌は?

アルコールで都度手を拭いたとしても、人の日常の習慣は恐ろしいもので、これはマニキュアを爪に塗る人は分かるのですが、そこに触れてはいけない、そこで触ってはいけないと分かっていても無意識に触っていてそれを全く覚えていないものです。
自分では、何か触る度にアルコールを吹きかけている、手を拭いている、服を拭いていると思っていても、普段の習慣で必ず落とし穴があるはずです。

まとめ

現在中国武漢では、広がりを抑えられずに広がり続け、死者も増え、建物を建てても患者を診る医者も足りず、手が付けられない状態になっています。
また、中国の身近な存在である大阪ミナミは非常に多くの中国人の流入が現在も絶え間なく続き、武漢の様になればかなり危険な状態となるでしょう。
また、一旦ウィルスが日常の身近に入り込むと、もう引き籠るか人の居ない山の中や人の少ない都市に移住するほかないかも知れません。
上に書いたように買い物はもちろん、出前やデリバリーも外を通ってくることから危険でいっぱいと言えます。
公共交通機関は総じて危険で、車を使ったとしても結局は接触を完全に防ぐことも難しいでしょう。
今後の行方、水際対策をしっかりやっていただかないと少なくとも大阪ミナミは死滅してしまうかもしれません。

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